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お知らせ

桃・すもも・葡萄の生産者の近況をお伝えします。

2022年03月22日配信

やまなし自然塾には15名以上の生産者がいますがそれぞれの品目のリーダー達の畑を回り不定期ですが果樹作りの近況をご紹介致します。

 

桃の生産者は甘利良太さんです。

この道30年以上の大ベテラン生産者で自然塾の中では最も桃の生産量が多く路地栽培と合わせてハウスでの桃も長年行っています。

草生栽培とBMW活性堆肥を利用した自然循環農法で長年高品質で糖度の高い美味しい桃を生産しています。

今回はハウスでの作業をされており桃の摘果作業をされていました。桃の栽培は

剪定(せんてい)→摘蕾(てきらい)→摘花、交配(授粉作業)→摘果→袋がけ→除袋(じょたい)→収穫が一連の作業となります。

甘利さんの手がけるハウスの桃達はとても大切に育てられており木々が幸せそうでとても健康な状態だなと感じられました。

 

 

続いてすももの生産者は田中良明さん夫妻です。

すもも作りを専門に生産しています。主なすももの品種には

大石早生(おおいしわせ):最も栽培の多い品種。ソルダムと受粉相性が良い。

ソルダム:大石早生よりも大玉で、大石早生と受粉相性が良い。

太陽:大石早生、ソルダムに次ぐ代表的なスモモの品種です。

田中さんはさらに

サマーエンジェル:「ソルダム」と「ケルシー」を交配して誕生した品種。

サマービュート:山梨県果樹試験場にて「ソルダム」と「ブラックビュート」を交雑して育成された品種。

も生産されています。

これらの品種に加え近年は栽培方法が難しい幻の品種と言われる月光や

結実が難しいとされる貴陽・皇寿などの品種も生産されています。

貴陽の例・・・モモのような超大玉で高糖度の高級取引される品種。結実が難しく、人工受粉が必須。同じく大玉の“太陽”と並んで“ならずの太陽・貴陽”と揶揄(やゆ)されています。

田中さんはとても丁寧に作業されており毎年作業記録を欠かせません。また生産にかけるこだわりはすももの生産者の中でも

特に強くご夫婦で協力しながら栽培技術を上げる努力をされています。

現在は人工授粉用にハリウッド品種を授粉用花粉の採取をする時期で昨年よりも4~5日遅いとの事です。

田中さんのすももは今年も順調に生育していました。

 

 

最後に葡萄の生産者で向山一男さん夫妻です。(当日は奥さんも娘さんと作業されてました)

向山さんは巨峰やピオーネ、甲州などの品種を長年生産されていましたが

2014年の大雪時にハウスが倒壊してしまいその時に栽培していた木も被害を受けました。

その後新たにハウスを立て直し現在はシャインマスカットの生産にも力を入れています。

現在ハウスでの作業としては枝を芽かき(余分な新芽を間引く)が終わり肩きり(ブドウの房の形を整える)やツル押さえ(新梢を棚の線に括る)

などの作業をされていました。

ハウス内は日中は30℃近く夜も15℃以上を保つ事で葡萄の最適な温度管理をされていました。

生育も順調で今年は晩腐病やベト病などに気をつけながら美味しい葡萄を作りたいと話していました。

 

 

近年は果樹栽培に関しては気候変動の影響による長雨や夏季の猛暑による高温障害などで

病気がでてしまい全体的な収量の減少が続いています。やまなし自然塾の生産者達は

減農薬特別栽培を目指し一般的な生産で使用できる農薬も制限がある中で

長年の生産技術やそれぞれの独自の経験値で高品質な果樹の生産出荷を

可能にしています。とても大変な作業ですが一歩一歩丁寧に作業を進めています。

 

 

 

 

 

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