4月27日 新規会員として入会された韮崎市の木村さん夫妻。
桃8反ほどの栽培をされてます。圃場はとても綺麗に管理されており
釜無川の近くの丘陵地帯で富士山が一望できる素敵な場所にあります。
様々な品種の桃を栽培されており今後は自然塾の会員として減農薬特別栽培の桃作りを
目指していかれます。
5月4日 甲州市のベテラン生産者会員 小野さんの圃場の状況です。
ゴールデンウィーク中でしたが桃の摘花作業をご夫婦で頑張っていました。
今年は桃の生育が5-8日ほど早いとの事や選別した実の受粉以外の
受粉の状況などが昨年よりも減少しており気候変動の影響を心配されてました。
甲州市の同じくベテラン会員の甘利さんの圃場も訪れました。
甘利さんご夫婦は露地栽培以外にハウスでも桃の生産をされており
ちょうどゴールデンウィーク中は収穫された桃の出荷作業を行っておりました。
小野さんと同じく今年は1週間ほど生育が早い状況との事でハウスの桃の
状況など確認させてもらいました。近くの梅の農家さんの梅の生育状況を
見ながら今年は梅が1か月近く早そうな事も話しており色んな視点から
生育状況を把握しているように感じました。
5月4日 甲府市上曽根のベテラン生産者会員で元自然塾会長の小澤さんの圃場にも訪れました。
小澤さんの圃場は木の生育状況、圃場全体の雰囲気、生態系のバランスを考えて
とても完成度の高い圃場だと毎回感じさせられます。ゴールデンウィーク中でも
農家は関係なくやるんだよと気さくに話されながら圃場に案内していただき作業していた
主力スタッフの星さんや村上さんに休憩がてら声がけいただきました。
桃の摘花作業を頑張っていました。圃場を確認していく中で毎回感心させられる事があります。
それは自然循環農法BMW技術にさらに小澤農園ならでは刈草を利用し桃の木の周辺に堆積させる
独自の自然循環型草生栽培を実践されている事です。小澤さんらしいとても手がかかった丁寧な
桃を生産しておられますがベテランの小澤さんでさえまだ課題があり今年は枯死症という病気
(土中の天敵の菌、強い剪定、代木の影響など)で育てていた主力の若木が被害が出た事なども
報告をもらい驚きました。10本中2~3本が被害が出たようでした。既に改善対策をされており
今後の回復を祈っております。
5月4日 最後に同じく甲府市上曽根で小澤農園で修業され独立された越谷さんの圃場にも訪問しました。
越谷さんは本格的な自然栽培の桃作りにこだわっておりあえて草を刈らず農薬も一切使用しないので
虫も受粉に必要な形で寄ってくるので作業せずに自然に受粉が進み手入れも効率よく作業を
進めていました。真っ黒に日焼けをしながら機械類に頼らず三脚脚立のみで丁寧に摘花作業
行う越谷さんの後ろ姿はまさに自然塾の目指す頼もしい生産者の姿でした。